増え続ける外来魚
外国からやってきて、日本固有の生態系を壊してしまう外来魚。
外来種との種間競争に負けた在来種は絶滅の危機に瀕してしまい、今それが問題となっています。
私たちの国、日本の生態系を守るため、私たちはもっとこの問題の深刻さを理解し、解決する必要があります。
まずは相手を知らなければいけません。
ここでは、外来魚の一部をご紹介します。
別名「ブラックバス」。
北米南東部原産。
肉食性で、鳥を丸のみにすることもある。
生態系をメチャメチャにするこの魚は、日本のみならず、世界中で問題になっている。
食べると美味。生食はなるべく控えること。
・カワマス
北米東部原産。
動物食性で、小型魚類や昆虫も食べる。
この魚はほかの種と交雑できる。
多種との交雑や種間競争による生態系への悪影響が問題視されている。
食べると美味。
・グッピー
南米北部原産。
雑食性で、藻類や小動物などを食べる。
メダカなどの生息環境を圧迫している。
観賞魚だが、食べると美味だそう。
別名「カムルチー」
アジア東部原産。
肉食性で、魚やカエルも食べる。
在来種の捕食による生態系への悪影響が懸念されている。
食べると美味。生食は控えること。
観賞魚でもある。
・プレコ
正式名「プレコストムス」。
南米原産。
主にコケなどを食べる。
繁殖力が強く、種間競争による在来種の絶滅が心配されている。
料理して食べると美味。ただし、体表がすごく硬い。
観賞魚でもある。