火曜ドラマ「カルテット」
3日前に完結した火曜ドラマ「カルテット」。
カルテットドーナツホールが世間から罵声を浴びながらも大舞台に立ち、見事に演奏し終えた時にはとても感動しました。
最後には物語の中で度々登場した、からあげとレモンが再び食卓に並びました。
脚本は、坂元裕二さん。
坂元さんは、2013年に放送された木曜ドラマ「最高の離婚」の脚本も手掛けました。
「最高の離婚」は、第76回ザテレビジョンドラマアカデミー賞、ギャラクシー賞、2013年日本民間放送連盟賞、その他にも数多くの賞を受賞しています。
もちろん僕も「最高の離婚」の大ファンでした。
坂元さんの書く脚本はとても面白いもので、本当に俳優たちのセリフなのかと思うくらい、ごく自然で日常的な会話が物語の大半を占めています。
「カルテット」の主要なキャストは、松たか子さん、満島ひかりさん、高橋一生さん、松田龍平さん。
この4人が演じる人物たちがカルテットを結成して、カルテットドーナツホールとしてやっていくわけですが、4人の演奏が実に見事なんです。
4人とも楽器は素人らしいです。
練習もあまりしてないんだろうに演奏うまいなあと思ってたんですが、実はプロのカルテットが演奏をされていたようです。
実際の演奏を担当したのは、QUARTET PAPAS のみなさん。
クラシック、現代曲、映画音楽、ゲーム音楽と、幅広いジャンルの曲を演奏しているようです。
吉岡里帆さんも「カルテット」に、来杉ありす役で出演していました。
作中では、ありすはとても腹黒い女の子で、短い登場シーンで強烈な印象を残していきました。
最終話で、ありすが『人生、ちょろかったー』と言ったシーンが、今でも忘れられません。
ゼクシィでもお馴染みの吉岡里帆さん。これからも頑張ってほしいです。
「カルテット」をまだご覧になっていない方には、ぜひ一度見て頂きたいです。
見るほどにはまるドラマです。
「カルテット」が完結したのは少し寂しいことですが、坂元さんの次回作に期待しています。