食べられるキノコって?
キノコには食用、非食用があります。
ここでは食べられるキノコについてご紹介します。
・エノキタケ
晩秋から冬にかけて、広葉樹の切り株や倒木に発生する。
食べるとコクがあっておいしい。
ただし、生のエノキタケに含まれる成分には溶血作用があり(赤血球を破壊してしまう)、加熱調理する必要がある。
・ブナシメジ
別名「ホンシメジ」。
秋に、広葉樹の枯れ木や切り株に発生する。
天然物はしっかりした肉質で風味も高いが、人によっては天然物より栽培物のほうが食べやすいかもしれない。
・ヒラタケ
海外では「オイスターマッシュルーム」と呼ばれる。
ほぼ一年を通して、広葉樹の枯れ木や切り株に発生する。
味が良い。
毒キノコであるツキヨタケとよく似ているため注意が必要である。裂くと柄のつけ根に黒いシミがあるのが、ツキヨタケである。
別名「コムソウタケ」「ボウズタケ」など。他にも多く名前があり、地方で広く親しまれる。
秋に、針葉樹の林内、とくにマツ林内に発生する。
味にクセがなく、口当たりが良い。
・マイタケ
秋に、ブナ科の老木の根元に発生する。
旨みが強く、また歯切れも良い。
生のまま食べると食中毒を起こす恐れがあるので、加熱調理が必要である。
また、マイタケには血糖値を下げる成分が含まれている。
・ヤマブシタケ
別名「ハリセンボン」「ウサギタケ」など。海外でも様々な呼び名が付いている。
秋に、広葉樹の老木の幹に発生する。
特別な味や香りはない。
脳を活性化させる成分が含まれており、認知症を改善する効果があると言われている。